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絶対音感がないと音楽できないか

絶対音感がないと音楽ができないか


絶対音感とはなんでしょう。

僕のiPod touchに入っている、今お気に入りのアプリ、国語辞典「大辞林」によると、

ぜったいおんかん【絶対音感】
任意の音の高さを、他の音との比較なしに知覚しうる能力。→(対義語)相対音感

とあります。

要するに、聞いた音が、ピアノなどで基準となる音と聞き比べなくてもその音が何かわかる、
たとえばぱっと聞いて、これは「ラ」の音だ、とわかるということです。

こんな能力あると便利だと思います。
だって、聞いた音をたちどころに楽器で再現したり譜面化したりきるんですからね。

僕は昔サラリーマンをしてまして、楽器屋さんに勤めていました。
ヤマハ音楽教室の担当をしていた時に習った言い方で、
「絶対音感はお子様が3歳までにしか身に付きませんよ。だからお子様をぜひヤマハ音楽教室へ!」
とよく奥さんに説明していました。奥さんと言ってももちろん人の奥さんですけどね。
まあこれは少しは営業的な言い方でもあるのですが、確かに絶対音感は早期に身に付けないと後からでは難しいんですね。

僕はと言えば、ヤマハ音楽教室に通ってなかったので残念ながら絶対音感はありません。
持っている人がうらやましい限りです。

では、絶対音感がないと音楽はできないのでしょうか。

いいえ、それはできるんですね。
相対音感があれば大丈夫です。

では、相対音感とはなんでしょう。
相対音感とは絶対音感の対義語で、「ある音を基準として他の音の音高を区別できる音感」のことです。

たとえば、ピアノで自分の知っているメロディを、たとえ探し弾きでも弾くことができれば、それは相対音感があるわけです。
もっと言ってしまえば、うまいへたは別にして歌が歌えるなら、またメロディを聞いてそれがなんの歌かわかるなら、それだけで相対音感があると言っていいのです。めちゃ広い意味ではね。
これならほとんど誰もが持っている能力ですね。

そう、相対音感は誰にでもある。これ、覚えておいてくださいね。

さて、ここで考えてみたいのですが、あるメロディを聞いてそれが何の曲かがわかるまでにどれほど時間がかかるものでしょうか。
まず一音ではわかりませんね。では二音ではどうでしょう。

これから書くこと、ちょっと想像してみてください。

たとえば、

ドレミー
ドレミー
ソミレドレミレー

と誰かがピアノで弾いているのを聞いた時、これのどのあたりで、これがチューリップという曲だとわかるでしょうか。

三行目の始めか、二行目の始めでわかるかもしれない。
でも一行目だけではまだわからないかもしれないですね。

いくつかのまとまった音の連続がないとわからないと思います。

つまり、メロディは時間が流れないと認識できません。
他の音との関係性、意味のある連続性がないと成立しません。
拍の認識も関係してきます。

絶対音感があれば、一瞬にしてある音が何の音かはわかるのですが、
メロディを認識するにはある幅の時間がかかるのは同じ。
結果的に、絶対音感はこの時に必須の能力ではないと言えます。

では、和音はどうでしょうか。

絶対音感があれば三つの音が同時に鳴った時に
1.ド ミ ソ なら、比べなくてもこれがド ミ ソ コードネームでC(シー)だとわかる
2.ド ミb ソと鳴った時、ド ミb ソつまりCm(シーマイナー)だとわかる

このとき、絶対音感がなければどうでしょう。
1.はドミソかどうかはわからないけど、ドミソと同じようなメジャー和音だということはわかるし、2.はマイナーの和音だということはわかるでしょう。
そして、このコードの種類の認識においては、相対音感だけでも一瞬にしてわかる。メロディ認識のときのように時間がかかるわけではありません。
それは、和音が「響き」だからです。

このような響きの種類はいくもあって、Cを例にすれば、

C     ドミソ
Cm    ドミbソ
C7    ドミソシb
Cm7    ドミbソシb
Cm9    ドミbソシbレ
Cm7(b5)  ドミbソbシb
CMaj7   ドミソシ
CMaj9   ドミソシレ
Cdim7   ドミbソbシbb(=ラ)
C7sus4  ドファソシb
C7(#9)  ドミソシbレ#
.
.
.

などど、いくつでも挙げられます。もっとややこしいものもいくらでもあります。

そえぞれに固有の響きがあって、これは訓練次第である程度の聞き分けが可能です。

そしてこの「種類」の聞き分けということに関しては、絶対音感は必ずしも必要であるというわけではないのです。


そんなわけで、絶対音感、あるに越したことはないのですが、なくても音楽できます。

幸運にも絶対音感がある人も、残念ながらない人も、どんどん音楽やって行きましょう!!

コードって何? 2

■サブドミナントのイメージ


前回の記事に対してある方からコメントを頂きました。

 トニックは起承転結の起承と書いてありましたが、起と結では?

というものでした。

それについてちょっと考えてみました。

僕の感じるところでは、書いてあった通りトニックは起と承です。
僕には、サブドミナントがどうしても転に感じるられるのです。
となると、ドミナントが結としか言い様がなくなります。

言わんとされていることはこういうことかもしれません。

和音の終止形、いわゆるケーデンスにおいて、
I-IV-V7-I
というひとつの流れがある時、
これに起承転結をあてはめると、Iであるトニックは起と結ということになりそうです。

僕には、サブドミナントが転、別の言い方をすれば、和音の流れに新たな展開をもたらしていると感じられます。
話している時に、

 こうこうこうで、こうでね、で、ところでね、、、

という、この「ところでね」という感じで。

とまあ、これには、正解はないと思います。
あくまでも「自分の感じ」をどうあてはめるかという話なのでね。


ところで、サブドミナントを使わずに曲を構成することも可能です。
例えば、「ももたろう」の曲はトニックとドミナントだけで演奏できます。
でも、展開がなくなる分、彩りに欠けるものになってしまいますね。


今回の文章の構成は、上の3行だけで「転結」でした。

また書きます。

では今日はここまで。

コードって何?

なかなか更新しない日々が続いておりますが、みなさんお元気でしょうか。

さて、このブログは、高阪音楽レシピというタイトルなので、
たまにはほんとに音楽のレシピを書かないといけませんね。

というようなわけで、久しぶりにコードの話を。

音楽が専門でない方はや興味ない方には、今回どうもすみません。


コードとは何か

コードとは音楽の用語で、和音を記号で表わしたものです。
ポピュラー音楽の譜面を見ると五線の上に書いてある、CとかFとかAmとかいうものがそれです。

コード理論は、もともとクラシック音楽の「和声学」を土台にしています。
クラシックの和声学を僕も大学の時に勉強しましたが、平行5度など、やってはいけない音の動き、いわゆる禁則だらけで、とってもややこしくて煩雑でした。
そのため、この和声学を多くの学生は嫌いでした。僕もその一人でした。
あまりに長い道のりに挫折し、和音の魅力まで到達せずに終わりという人が多かったようです。

コード理論は、クラシックの和声学と比較すると非常に単純化され簡略化されていると言えます。
いわば、「まあ細かいことは抜きにして、ざっくり大ざっぱに見てみたらこうなってる」という感じでしょうか。
ただし、これはこれで非常に体系的に整理されたものであり、非常に有効なものであります。
おおざっぱであればこそ、和音の流れのいろんな性質がわかってくるのです。
たとえて言えば、こういうことです。
地図を作る際、海岸線を詳細に辿っていけば確かに精密な輪郭が得られますが、ものすごい労力と時間がかかる。しかし、上空から眺めたら、あらっぽくても全体像と各部分の関係を正確に表わした地図が得られます。
こんな感じですね。

つまり、コード理論を勉強すると、和音をどう構成し進行させれば有効か、というおおまかなところがわかってくるわけです。
これは、ポピュラー音楽をやる上で絶対外せないですね。

コードは機能的に、トニック、サブドミナント、ドミナント、という風に3つに分けることができます。
トニックの代表は、Cのキーでいうならドミソの和音で、通常C、
サブドミナントの代表は、ファラドの和音で、つまりF.
ドミナントの代表は、ソシレファでG7ですね。
これらの聞き分けや適切な使い分けができるようになると音楽がぐっと楽しくなります。

さて、この聞き分けをする際に、人間はどのようなことをたよりにその聞き分けをしているのでしょうか。
もちろん、その答えは僕にはわかりません。
でも、これはとっても面白いんで、わからないなりに、いろいろ考えてみてもいいかもしれませんね。

一般的に、このように言われます。

トニックは安定した感じ、
ドミナントは不安定で、安定したトニックに解決したくなるような感じ、
サブドミナントは、そのどちらでもない、
などと。

僕は、場所と動く方向性でとらえます。それぞれのイメージはこうです。
トニック・・・・・ここにいる。このまま。平和。起承転結の、起と承。
サブドミナント・・動き出す。どこかに向かう。冒険する。何かが起こる。問題提起。転。
ドミナントは・・・上に戻ろうとする感じをもちつつ下がったまま。まとまる感じ。始めに戻りたい感じ。結。

でも、こんな言葉を聞いただけではなにもわからないに等しいですね。

そもそも言葉でこの感覚を表現することなどできないのです。
それぞれの人が感じるものは、きっとちがうはずだからです。
ひょっとしたら色で見える、という人もいるかもしれません。
音に色が見える世界 (PHP新書)
共感覚者の驚くべき日常
しかし、残念ながら、そのちがいを検証することは不可能です。
人は他人がどう感じたかなんて、ほんとは絶対にわかりっこないのです。

だから、自分でどう感じるかやってみる以外にありません。
やってみる価値はあります。

そんなわけで、まずはなんの結論もありませんが、めちゃあらい総論というということで。


これからまた気が向いたら続きを書いていきたいと思います。

では、今日はこの辺で。

打ち上げにて

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音光明媚のおのまきこさんと。
最近、花*花での活動を再開されたというおのまきこさん。
このバンドはまた別の、彼女のソロプロジェクトです。
ほんとに素敵なんですよ。

カウントダウンライブでは素晴らしい歌を聞かせてもらいました。

打ち上げでは歌作りについて、いろいろ語り合いました。
歌作りのために旅に行ったというお話がとても素敵で印象的でした。


さて、そんなこんなで無事終わったカウントダウンライブ。滋賀に帰ってきたら雪国になっていました。

いまは氏神様へのお参りから帰るところです。
さぶ。
でも、気持ちいいです!

ステージから

20100101055127

おめでとう!

20100101005534
あけましておめでとう! 

カウントダウンライブ、無事終了しました。

やっぱりここはお客さんの数がすごい。3000人はいましたね。

それではみなさま、今年もどうぞよろしくお願いします!

もうすぐカウントダウン

20100101002457

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